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June 2005

June 29, 2005

中国ってやはり…大変なんですね。

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中国の反日暴動の件を書いたとき、日本人が過剰に反応するなんて馬鹿らしいと書きました。
そんなことを思っていたら、こういうニュースです。貧富の格差の問題があって、日本人がまともに言ってることに対応すれば、不満がなくなるなんてものじゃないんですね。


中国・安徽省 1万人の群衆暴徒化 派出所破壊、スーパー襲撃

 【北京=野口東秀】中国中部の安徽省池州市で二十六日、一万人の群衆が交通事故をきっかけに暴徒化し、パトカーや派出所を破壊したほかスーパーを襲撃する騒ぎとなった。鎮圧に出動した武装警察隊員六人が負傷、警備当局は首謀者として参加者十人を拘束した。
 中国国内では、地方住民が警備当局と衝突する大規模な事件がこのところ相次ぎ発
生。今回の事件も、ささいなきっかけで騒乱に発展する中国社会の不安定ぶりを示す
ものとなった。
 地元紙「池州日報」などによると、きっかけは乗用車が歩行者をはねたうえ、被害
者が運転手から暴行されたことだった。市民の通報で警官が派出所に運転手を連行し
たが、群衆が派出所を取り囲み、人数は一万人近くに膨れ上がった。
 このうちの「少数の不法分子による扇動」で群衆が騒ぎ始め、乗用車をひっくり返
したほか、パトカーや消防車にも襲いかかり、派出所にも放火した。近くのスーパー
も襲撃され、商品が略奪される事態となった。
 地元当局は事態の拡大を重視、市幹部の緊急会議を開催。交通事故発生から九時間後に武装警察部隊約七百人を出動させてようやく鎮圧した。これまでのところ、騒ぎの理由に関する住民側の情報は伝えられていない。
 最近明らかになった中国国内の騒乱では農地の強制収用をめぐり、農民と工事関係者らが衝突するなどのケースが多い。今月だけでも、河北省で立ち退きの補償金をめぐるトラブルで、村民らが猟銃などで武装した二百-三百人の集団に襲撃され、五十人以上が死傷。広西チワン族自治区でも、立ち退きを拒否する住民と警官隊が衝突し、多数の死傷者が出ていた。

(産経新聞) - 6月29日2時57分更新


まあこういうことで反日も何も単なる気分の旗に過ぎないってこと。こういう社会不満の塊がなくちゃ、革命が三十年毎に起きる国なんてありえません。

<tokyotaro>

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June 28, 2005

May the force be with you!

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ダース・ベイダーがウーロン茶を飲んでいるのは、25日未明の六本木ヒルズ。午前三時過ぎにハートランドで騒ぐ外人たちの歓声を受けながら、六本木ヒルズを歩いていたダースベイダーは私です。30代半ばの男がダース・ベイダーになってしまうのも、ダーク・フォースの威力でしょう…それにしても、スターウォーズのシリーズの完結が、異様なフェスティバルになっていますよね、アメリカでは経済損失になっているそうです…馬鹿は多いんです。

思い出せば、私がかわいらしい小学生だった頃、香港の九龍にある劇場、『星球戦争』の看板を見たのが最初でした。その一年後日本で公開され、いまだから言えるんですが、生まれて初めて学校をサボって見に行ったんです。まさにダークサイドに入り込んだ瞬間でした。

欲望を律するジェダイではなく、どうしても感情に生きて悪に染まる方が魅力的なのかもしれません。<tokyotaro>

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June 21, 2005

薄型TVが欲しくなり…

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プラズマTVと液晶TVどちらがいいのだろう。当初は自動車一台くらいの値段がしていたのが、いまでは50ccバイク程度になっている。

秋葉原の店員に訊いてみると、プラズマが暗いというのは迷信らしい。暗いわけではなく、店頭の蛍光灯が映りこんでいるからだそうであり、自宅では問題という。液晶の方が文字情報は読みやすいが、スポーツでは残像が残りやすい。でも両者欠点を改善し、新しいモデルでは遜色ないらしい。唯、電気代はプラズマの方がかかるそうである。そのうち話がこんがらがってしまい、私の理解が追いつかなくなる…。

でもひとつ理解できたのは、シャープの液晶は目に優しいということだ。ぱっとみるとソニー、パナソニックは店頭では綺麗であるけど、目には長時間だと辛いそうである。シロウト目にはソニーの画質はいいと感じると言ったら、それはまあ好みの範囲であって、正当な評価にはならないそうだ。それにインテリアに気を配るなら、シャープですよと最後に彼は言った。広告の影響が多分にあるんじゃないかなと思う。

それにしても、トリビアのように知識を披露し、買うかどうか分からない客に熱く語ってくれたオタク系店員には感謝している。

<tokyotaro>

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June 09, 2005

東京のイタリア料理

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イタリア料理というと、僕は六本木通りにあったニコラスの看板を思い出す。

ニコラスは、六本木通り沿いにピザを抱えた男の漫画風なイラストの看板を掲げていた。1970年代初頭の六本木の存在しない光景と看板の意匠が、今でも奇妙に脳裏に焼きついている。調べたところ、ニコラス六本木店は1954年にオープンし、リニューアルして現在も営業をしているそうである。1980年代後半<バブル>までの東京では、ほぼ真っ当なイタリア料理なんて存在しなかった気がする。六本木のキャンティー、シシリア、代官山のAnotio、くらいがイタリア料理屋と呼べるものだったと思う。まだ六本木界隈が静かな住宅地だった頃である。

僕は1980年代の半ば、コモ湖にある知人の家にホームステイしたことがある。その家には、専属のシェフが住んでいるような立派な家だった。厩舎が庭にあるような、典型的な北の成功者の家庭だった。ちょうどイタリアが政治的な不安を抱えていた時期だったので友達の両親は独りで外に出ることを許さず、ほぼその家(といっても東京ドームくらいの敷地)で一日中過ごしていた。それで暇にしている僕に、その家族がピザの作り方を教えてくれた。生地からオリーブオイルを混ぜて練り、しばらく寝かし、最後に30センチくらいに伸ばして、チーズとバジルをちりばめてからオーブンで焼く。その夜の夕食に、初めて僕で作ったイタリア料理(?)をイタリア人が食べてくれた。

思い出すと、その当時のイタリア料理はオリーブオイルを大量に使っていたし、味がしっかりしていた。その10年後訪れたときには料理が全体的に軽くなっていた。

近頃東京で評価されているイタリア料理は、ほとんどが90年代以降の店である。勿論、30代前半のシェフがイタリアに修行したとかいう店なら、せいぜい97年以降の話である。だから味があっさりしている気がしてならない。

東京のイタリア料理は、和風イタリア料理と最新のトレンドの両極端であると思う。外国料理を、その国以外で評価するのは難しい。但し、日本のイタリアンは悪くはない。<全体的にはとても平均点が高い>
ちなみに僕が東京で食べたイタリア料理のベストは、90年代当初の恵比寿のイル・ボッカローネと、90年代後半のラ・ゴーラ。どちらも味がしっかりしていて、料理の骨格が明瞭だった。

そんなことをつらつら書いていると、何がなんだかわからなくなってくる。文化を頭で食っているのか、それとも素材を食べているのか…。まあそれはともかく、ニコラスのピザの看板から想像したかつてのイタリアの料理が、何よりも食べてみたい。

私は遠い記憶を食したいのだと思う。


<tokyotaro>

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