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October 2007

October 22, 2007

サルの群れ襲撃、ニューデリー副市長が転落死

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インドは不可思議な国です。やはり、想定外の出来事が起こるみたいです。


10月22日12時8分配信 読売新聞

サルの群れ襲撃、ニューデリー副市長が転落死

 【ニューデリー=永田和男】インドPTI通信によると、首都ニューデリーのS・S・バジワ副市長(52)が20日、市内の自宅2階ベランダで、襲いかかるサルの群れを追い払おうとしてバランスを崩して庭に転落、頭を強く打って、収容先の病院で21日死亡した。

 副市長を襲ったのは、近所のヒンズー教寺院に住みつくサルの一群と見られる。ニューデリーでは、これまでもサルの襲撃による死亡事故が発生。国会議事堂や官庁が集中する市中心部でも野生のサルが我が物顔で走り回り、建物に侵入して業務の妨げになっているとして、裁判所は何度も市衛生当局に対策を講じるよう命じていた。

 しかし、ヒンズー教で神聖視されるサルを殺すことはできず、市では、動物捕獲業者が生け捕りにしてきたサルを買い取って郊外で放している以外、抜本的な対策を取れないでいた。

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全日空ムンバイ直行便に乗る。

Sora
先週出張のため、インド・ムンバイへの直行便に乗った。全席ビジネスクラスで、2007年9月1日から就航。ボーイング737-700ER型機で飛行し、36席全てがビジネスクラスの客室仕様となっている。

乗り心地は、小さな機体であったからか揺れが多少大きかったと思う。でも偏西風がキツクなってきているからかもしれない。10月末からは、確かに燃料の消費量も時間も多くかかる時期になり、成田を出て、長崎で一度給油が必要になる程だそうだ。

食事は洋食・和食と特別の料理がサービスされる。和食を食べたけれど、いままでの飛行機の食事のレベルを上回る美味しさだった。しかし想像よりも座席は堅く、僕にとって寝心地は良くはなかった。アメニティは気配りも良く充実していたが、インドの航空会社のジェット・エアがブルガリ製のアメニティを常備していることを比べてしまうと、少々物足りない。<モデルのような女性をCAにし、それを売りにしている高級志向の会社ではあるけど>

最大のメリットは、なによりトランジットがなく、10時間弱でムンバイまで到着できることに尽きる。早く、安全に到着できることの他、確かに大切なのことはないけれど、さらに贅沢を言ってしまうのが客の常である。

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October 12, 2007

ボクシング、内藤の勝利と視聴率28%

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ボクシングが脚光を浴びたのはいつ以来のことだろう。
亀田親子が懸命にボクシングへの耳目を集め、ヒール役として倒されるという物語を用意し、ボクシング=スポーツという純粋さを国民にメッセージを発信した。ボクシングはショーであり、スポーツである。平均視聴率28%(首都圏)を達成し、K-1等、空手系の格闘技が台頭するなかで忘れられていたボクシングに、ショーしても面白さとスポーツとしての純粋さを思い起こさせる試合だった。

勿論、偉大なボクシングの試合ではなく、技術的にも面白いものではなかったけれど、本来のボクシングの持っているメッセージが強く伝わったのではないかと、僕はこの試合を観て思った。

亀田親子の素晴らしい点は、ここまでショーとしての側面に注目を集めさせたことだ。しかし、クレイ(M・アリ)のもどきの饒舌を真似しても、彼らの言葉には品がなかった。それは本質的なボクサーとしての矜持が備わっていないからだ。

孤独であり、ストイックであるスポーツ。偉大なボクサーは詩人であり、孤独を削り取って生きている。真のボクサーは詩人に近いと、ノーベル賞作家・ジョン・キャロル・オーツも書いているように。

<tokyotaro>


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October 04, 2007

想像力を失っていく文化人、あるいは幼児化する倫理観

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テレビのニュース関連番組を傍観していると気になることが多い。

古館氏の報道ステーションでの痴呆的なコメントにも驚くことはさておき、現在のテレビにおけるニュースが速報性という観点からネットに後塵を拝している状況は明らかであり、テレビの報道番組の役割は、詳細の取材また知者の見識を発揮することがより求められている。

幼稚園児への教育だったら、『悪いことは悪い、良いことと良い』と、明解な二元論で語らなくてはならない。しかし大人の視聴者に語るにして、現状のTVは余りにも二元論的に語りすぎる。事件が起きた、悪辣な犯罪だ、だから犯人は死刑だとか、子供が事故で死んだ、だから自動車は悪いとか、感情に訴えるだけで事柄の本質に届かない意見を放送で垂れ流している。

法を犯したことは悪い。そこまでは分かるが、法を犯さざる得ない状況はなんであるのかを、しっかりと見ていくべきである。『格差社会』しかり、そのマジックワードを唱えることで、すべてをまとめようとする安直な姿勢こそが批判されるべきである。

弁護士であったり、有識者という方々の意見に、(なかには慧眼の持ち主もいるが)想像力が欠如し、自分の目線からしか物事を判断しない人が多く、そういう想像力・感情の欠落した意見が放送されることに恐怖を感じる。
家出少女がやくざに軟禁され春を売らされた事件に対し、「親がしっかりするべき」だとかのたまり、しっかりできる親がいない子供の環境が分からず、物を盗まざる得ない心、博打にはまってしまう心の在りようそのものを否定する。さまざまな人の生き様と心の在りようは、二元論で悪いと断罪するはことできない。私たちは、そういうことは良くないと断罪するのではなく、どうしてそうなるのかを想像していかなくては、問題の核に至らない。それこそ格差社会を導き、『貧困層の固定化』になってしまう。

僕はTV局にいるような人間が『格差はいかがなものか』などと、あたかも庶民の痛みを分かっている振りをするのは、笑止千万だと思う。どうであっても恵まれた立場にいる人と、そうではでない人がいる。だからこそ、知識層といわれる人たちこそ、高等教育を親の庇護のもとに受けた人々であるのだから、犯罪を犯すような弱者に対しては、より想像力を働かせなくてはならないし、『正しいことは正しい』という幼稚な意見に終始してばかりではどうかと思う。

二元論は分かりやすい。だからといって、複雑な世の中をシンプルに断罪するという無理を通してはならない。


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October 01, 2007

富士F1GP・雨そして運営の未熟さ

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日曜日は雨の予報となり、小雨の振る東京を午前七時に出発し御殿場にある富士スピードウェイに向かう。

ツアーでの参加であったので、チャーターバスで現地へ到着する。今回はパークアンドライド方式が徹底されているので、一般車両の走行はできないように交通がコントロールされていた。通常池袋から御殿場までは一時間半程度の距離であったので、約二時間程度で到着できたのは、名古屋から鈴鹿に向かうことを考えても悪くはなかった。パークアンドライドが効果的なのだろうと思った。

雨がやがて激しくなり、サーキットの駐車場からグランドスタンドへ向かう道は過酷だった。しかしこれも未だ序の口だったと後で知る。
ちょうどパドックを挟んでバス駐車場の位置は反対だったのだが、センターを抜けるトンネルを運営上封鎖していたので、第一コーナーから迂回するように係員に指示を受ける。
約一キロ半程度を歩き、ようやくグランドスタンドへ。

が、雨が本降りになる。雨をよける場所を探したが、広場でのプロモーションスペースを見渡しても、まったくそういう場所がない。鈴鹿サーキットであったら、フードコート等あるのだが、白テントで食事の販売をし、そこに人が殺到する。牛丼が発泡スチロール入りで千円。しかも二畳程度のスペースに十人近くが混雑し、雨を避けて飯を食う。少しでも屋根の延長を伸ばすか、フードコートとして使用できるキャノピー(大型の屋根)または施設を用意するべきではないだろうか。トヨタのような企業が資本を出し、鳴り物入りで運営した会場とは到底思うことができない。
トイレは男で三十分待ちの行列、しかもグランドスタンドでは難民化した観客が雨を避け、歩くスペースもない。しかもまだレースまで二時間前だった。

F1のレースも雨のせいでペースカースタートで始まる。F1は悪天候でも開始されるので仕方ないと思うが、十周近く大雨のなかパレードのようだった。しかも観客は雨に打ちひしがれ、僕は入れなかったトイレに向かう。しかしレース中にも関らず、トイレは行列。他のF1会場ではあり得ない光景だった。

レースは時速150km程度の平均速度だったので、通常のレースとは音も迫力も見劣りした。しかしこれは天候の問題なので仕方ない。ハミルトンが優勝。面識のあるコバライネンが二位だったのは嬉しかった。

レース終了後、バスへと歩く。やはり大雨のなかを歩く。泥濘、警備員の指示の不徹底、道を訊いても要領を得ない。またトイレはより凄まじい行列。そしてバスへたどり着くまで、席から一時間。

その後濡れた衣服、靴を乾かしながらバスで熟睡。が、午後七時半に起きてもバスは、10mも進んでいない。バスの乗客は二時間半経ち、それぞれがトイレに降り始める。その時、シャトルバスで駐車場へ向かっていた、会場での仕事で来ている友人に電話をすると、二時間半雨のなかバスを待っている最中だという。むしろ自分たちはツアーで幸いだったと痛感する。外に降りると、バスは微動もせず渋滞、大雨、泥濘、水溜り。ようやくバスがサーキットのゲートを出られたのは、搭乗から三時間半後だった。確かに鈴鹿の駐車場も同じくらい待つかもしれない。しかし普通車がない状況で、しかもシャトルバスは外に並んでいるのに、ここまでとは驚く。

僕もF1の仕事で海外を周ったりしていたが、なかなかひどい有様を見た気がする。やはりトランスポートが制限されているが、そのコントロールに不備があると思う。勿論、F1は世界中でパニックになるくらい人が集う。それは当然だ。しかし、海外のようにキャンピングカーが近くに泊められるわけでもなく、また自動車でさまざまなアイテムを運べない状況である。雨、そしてキャノピーもないスタンド周辺、言うまでもなくバス停にも屋根はない。

鈴鹿、もてぎを運営するホンダには一日の長がある。サーキットランドも、ホテルもある。少なくとも、大型倉庫のような簡素な建物でいいので、イベント時にはガス、電気、排水ができる設備を準備して欲しいと、世界のトヨタさんに願うばかりである。

最後に知人がシャトルバスに乗れたのは、雨のなか四時間半が過ぎた頃だったそうだ。

<tokyotaro>

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